資料詳細
基本情報
項目 | 内容 |
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資料群ID | 9601600000 |
資料群名 | 小尾嘉郎氏関係資料 |
資料群受入区分 | 寄贈 |
原資料・複製の区分 | 原資料 |
利用条件 | 有 |
総点数 | 149 |
原資料の所在 | 神奈川県立公文書館 |
資料群の概要 | 【資料群の概要】小尾資料は全65件(点数149点)の資料群である。時代的には明治後期から昭和期までの資料を含んでいる。小尾資料は大きく2つのカテゴリーに分類できる。第1は小尾家にかかる資料である。まず目を引くのは嘉郎をはじめ、弟の八郎・菊三の日記類の多さであり、ついで、嘉郎への書簡や葉書、ならびに彼が記したと思われる短歌・俳句・詩集の類が挙げられる。これらは、小尾の少年時代の様子をはじめとして、彼の文化的嗜好や個人的な交友関係を知る上で興味深い。第2は神奈川県庁舎の設計にかかる資料である。神奈川県からの書類等が貼付されたスクラップブックは、コンペ当選後の県との往復の一端が垣間見える資料であるし、建築時の写真や設計図面(複写版)等も含まれている。総じて、本資料群は小尾の個人的な資料が大半を占めるが、小尾嘉郎という人間を深く知る上においては好適の資料であるとともに、神奈川県庁舎の設計・建築にかかる唯一の資料も含まれており、利用価値の高い資料群であると言える。【資料群の編成】本資料群は、(1)小尾家関係、(2)神奈川県庁舎関係、の通り分類する。[参考文献]佐藤嘉明『建築家・小尾嘉郎物語―神奈川県庁本庁舎の原設計者―』私家版、2003年(請求番号K52-0-136)、および神奈川県立歴史博物館編集・発行『「キングの塔」誕生!―神奈川県庁本庁舎とかながわの近代化遺産―』2013年(請求番号:K52-0-0143)る。 |